納棺について|宇都宮市、壬生町での葬式、火葬式、家族葬なら「あんしん葬儀社」<基礎知識>

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納棺について

2021.05.14
(更新日:2024.11.08)
#基礎知識

宇都宮市を中心に直葬・火葬式・一日葬・家族葬など小規模なお葬式をお手伝いさせて頂いております、あんしん葬儀社です。
今回は、納棺についてご説明させていただきます。最後までお読みいただければ幸いです。

20210514

納棺とは?

一般的に納棺とは、故人様を死装束で整えて旅立ちの準備をし、ご遺体を棺の中に納める一連の儀式のことをいいます。「納棺」と同じ意味で「入棺」ともいいます。宇都宮市ではお通夜の前に行うのが一般的です。

納棺の儀式に出席するのはどのような人?

納棺の儀式に出席する人は、故人様と深い関係を持つ方で行うのが一般的です。配偶者や子ども、孫といったご遺族・ご親族のみで行うことが多いです。
服装マナーは地域によって異なりますので、確認しておくと良いでしょう。特に指定の無い地域では、式の直前なら喪服・ブラックフォーマルを着用するのが適切なマナーでしょう。宇都宮市の納棺の儀式は、式まで日数や時間があるのであれば平服でも大丈夫です。

納棺の儀式にかかる時間は?

地域や依頼する業者によって変わってきますが、1時間前後が目安となります。短時間の場合には30分程度で終わることもありますが、湯灌も含めて時間をかけて行う場合は2時間ほどかかる場合もあるようです。
あんしん葬儀社での納棺の儀式は、おおよそ1時間となります。

納棺の儀式に行うことは?

【末期(まつご)の水】
別名「死(に)水」とも言い、故人様の安置場所が決まってから行う儀式です。
死後、あの世で乾き苦しまずに潤されるようにとの願いを込めて、脱脂綿やガーゼなどを箸先に巻きつけて水を含ませ、故人様の口元を潤します。
故人様と縁の深い方から順に行っていきます。
末期の水の儀式を行うかどうかは、地域や宗派によって異なるようです。あんしん葬儀社では、納棺前に末期の水の儀式を行います。
【湯灌(ゆかん)】
納棺前に、故人様をお湯で洗い清める儀式を湯灌と言います。本来、湯灌は故人様のご遺体を入浴させてきれいに洗うのですが、最近では、入浴の代わりにアルコール綿で拭き清める清拭も行われるようになっています。
宇都宮市では、清拭することで「湯灌」の儀式とする場合が多いです。
湯灌は、ご遺体を清潔にするだけではなく、生前の悩みや苦しみといった穢れやこの世の煩悩を洗い流すといった意味もあるようです。
【死化粧(エンゼルケア)】
生前の面影に近づけるように、髪を整え、爪を切り、薄化粧を施すのを死化粧といいます。女性の場合には産毛剃りをし、男性の場合には髭剃りもします。エンゼルメイクとも言われています。
生前に使用していた化粧品を使うことも可能です。
【死装束】
故人様のお体を清めたあとは、旅の身支度を整えるため、死装束を着せます。
一般的に仏式では全身白の死装束を着せ、三角布、手甲、数珠、脚絆(きゃはん)、足袋、頭陀袋(ずだぶくろ)を用いて巡礼姿に施します。
死装束は、宗派によって異なります。
あんしん葬儀社では、白以外の死装束をお選びいただくことも出来ます。
また、最近では故人様が愛用していた洋服や着物などを着せる場合もありますので、お着替えをご希望される場合にはご相談ください。ご家族ご親族の間で何を着せるのか決めておくと良いでしょう。
【納棺】
旅支度が整ったら、故人様を棺の中へ納めます。本来、納棺はご遺族の手で行っていましたが、近年ではご遺体を納めるときには、スタッフの手を借りて行います。
ご遺族・ご親族でご遺体を支えながらゆっくりと棺へ入れ、納棺したあとに旅支度の一部の杖やわらじなどを納めます。
【副葬品】
棺の中には、旅支度の品以外に故人様が愛用していたもの・好きだったものやお手紙などを副葬品として納めることができます。
出棺前にお別れのお時間を設け、その時にお別れの生花と共に副葬品を納めることができます。お花を納める時の順番は、喪主、ご遺族、参列者の順番で行います。
副葬品については、火葬を行うために燃えやすいものに限られます。燃えないものは納めることができませんので、事前に確認しておくと良いでしょう。


いかがでしたでしょうか。
今回は、納棺についてご説明させていただきました。地域や宗旨宗派によって異なる部分もありますので、ご不明・ご不安な点はお気軽にご相談くださいませ。




あんしん葬儀社は、お葬式や仏事や法要についての疑問にお答えする相談サロンを完備しています。普段疑問に思っていることや、ご不安に感じていることを専門相談員がお話をお伺いしたうえで、その「不安」を「あんしん」に変えるお手伝いをさせて頂いております。
相談サロンは午前9時から午後6時まで営業しておりますが、営業時間外でもお電話をいただければ対応することが可能です。是非お気軽にご相談・お問い合わせください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


この記事の投稿者

荒井代表

代表取締役荒井 貴大

「不安」を「あんしん」に変えるお手伝いをコンセプトにお手伝いをさせて頂きます。

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