お彼岸について|宇都宮市、壬生町での葬式、火葬式、家族葬なら「あんしん葬儀社」<基礎知識>

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お彼岸について

2020.09.17
(更新日:2024.11.08)
#基礎知識
#供養について

宇都宮市を中心に直葬・火葬式・一日葬・家族葬など小規模なお葬式をお手伝いさせて頂いております、あんしん葬儀社です。今回は、もうじき訪れる秋のお彼岸について書かせて頂きます。最後までお読みいただければ幸いです。

2020.09.17

お彼岸とは

お彼岸は、日本独特の仏教行事です。
毎年2回春と秋にあり、以下の日程のことをいいます。
春彼岸…春分の日を中日(ちゅうにち)として、前後3日を含めた合計7日間。
秋彼岸…秋分の日を中日として、前後3日を含めた合計7日間。
初日を「彼岸の入り」、最終日を「彼岸の明け」と呼びます。
彼岸の中日は、太陽が真東から昇り、真西に沈みます。真西のはるか向こうに、阿弥陀如来の「西方極楽浄土」があるという教えから、お彼岸の行事が始まったといわれています。
お彼岸の時期は、仏教では極楽浄土に想いを馳せて善行を積む大切な時期とされています。一般的には、仏壇・仏具の掃除をしたり、お墓参りに行ったりして、先祖や故人を偲び供養をしたり、菩提寺のある方は寺院で行われる「彼岸会(ひがんえ)」といわれる法要に参加したりします。また、四十九日後はじめてのお彼岸は、初彼岸といいます。

今年の秋のお彼岸はいつ?

令和2年(2020年)の秋のお彼岸は、秋分の日が9月22日(火)なので、その前後3日間を入れて、9月19日(土)~25日(金)となっています。

お彼岸の意味

仏教用語では、サンスクリット語の「波羅蜜多(はらみった)」を漢訳した「到彼岸(とうひがん)」から出た言葉がお彼岸です。人々が暮らす“迷いの世界”であるこの世「此岸(しがん)」に対し、向こう岸の“さとりの世界”である「彼岸」に到達するという意味です。

お彼岸の期間にする行い

仏教には「六波羅蜜(ろくはらみつ)」の教えがあり、お彼岸の期間は、布施(ふせ)・持戒(じかい)・忍辱(にんにく)・精進(しょうじん)・禅定(ぜんじょう)・智慧(ちえ)という正しい6つの行いを実践する時とされています。
布施…他人へ施しをし、与えること
持戒…戒律を守り欲望を制して、悪を行わないようにすること
忍辱…侮辱や苦しみを耐え忍び、怒りの感情を起こさないこと
精進…ひとつのことに集中して一生懸命努力すること
禅定…心をひとつにし、動揺することなく安定していること
智慧…正しく物事を認識し、判断する能力を働かせること

仏壇・仏具のお掃除

拭き掃除などをして仏壇・仏具をきれいにしましょう。
きれいにした仏壇に、新しい花、ぼたもち・おはぎ、季節の果物、お彼岸団子や故人のすきだったものをお供えします。
ぼたもち…春のお彼岸の時の呼び名。牡丹の花にちなんで「ぼたもち」といいます。
おはぎ…秋のお彼岸の時の呼び名。萩の花にちなんで「おはぎ」といいます。

お墓参りや先祖供養

できるだけ家族そろってお墓参りをしましょう。
花や線香の燃え残りなどを片付けて、墓石はやさしくきれいに洗いましょう。お墓の周りも雑草を抜き、落ち葉や枯れ枝などのごみを拾います。お掃除が終わったら、お花・線香をたむけ、お菓子などもお供えします。

彼岸会(ひがんえ)の参加

菩提寺のある方は、寺院で営まれる「彼岸会」といわれる法要に参列したりします。彼岸会では故人の供養とともに「六波羅蜜」の教えを会得します。彼岸会に参列する場合には、「御布施」「御供養」の表書きでお金を包むか、供物を持参します。供物には紅白の花結びまたは結びきりのかけ紙で「御供物」「御供」の表書きにします。

今回は秋のお彼岸がもうすぐでしたので、お彼岸について書かせていただきました。
お彼岸は、故人や先祖を想う大切な時期となります。一年の中でも気候が良く過ごしやすい時期ですので、ご家族のみなさまでお墓参りなどに行かれてはいかがでしょうか。菩提寺のある方は、寺院での法要に参加してみるものいいでしょう。
あんしん葬儀社は、お葬式や仏事や法要についての疑問にお答えする相談サロンを完備しています。普段疑問に思っていることや、ご不安に感じていることを専門相談員がお話をお伺いしたうえで、その「不安」を「あんしん」に変えるお手伝いをさせて頂いております。
相談サロンは午前9時から午後6時まで営業しておりますが、営業時間外でもお電話をいただければ対応することが可能です。是非お気軽にご相談・お問い合わせください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事の投稿者

荒井代表

代表取締役荒井 貴大

「不安」を「あんしん」に変えるお手伝いをコンセプトにお手伝いをさせて頂きます。

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