密葬について|宇都宮市、壬生町での葬式、火葬式、家族葬なら「あんしん葬儀社」<基礎知識>

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密葬について

2020.04.10
(更新日:2024.11.08)
#葬儀について
#基礎知識

芸能人の訃報に際して、ニュース番組では「葬儀は近親者のみの密葬で行い、後日お別れ会が開かれます」と報道されることがあります。そのためか、密葬とはお身内の方のみでひっそりと行われるお葬式をイメージされている方が少なくないようです。しかし、実際には密葬とは単に近しい方のみで行うお葬式をさす言葉ではありません。
密葬は、家族葬や直葬と混同されやすい言葉ですが、本来の意味は異なっております。
イメージ通りのお葬式をあげるためには、お持ちのイメージを正しく周囲の方にお伝えすることも大切なことです。そこで、今回は密葬について、他の形式のお葬式との違いや、どんな方に密葬が向いているのかを簡単にご説明いたします。

2020.04.10

密葬ってどんなお葬式?

密葬とは、身内だけでお葬儀・告別式・火葬をすませ、改めて死亡通知を出し、後日本葬を行うお葬式です。すなわち、密葬は本葬を行うことを前提に執り行うお葬式です。
普通のお葬式であれば、お葬儀・告別式が終了したら、ひとまず終了となります。密葬で行う内容は普通のお葬式と大きく変わりません。お葬儀には司式者(お坊さんや神職さんなど、儀礼を執り行う人)を呼び、故人様をお送りするために必要な作法を執り行っていただき、告別式で故人様とお別れをして、故人様を荼毘に付します。
では、本葬で具体的にどのようなことをするのか、簡単にご紹介させていただきます。
本葬では、残された方々が故人様との思い出を語ったりすることがメインとなります。「葬」とついておりますが、本葬は儀式である密葬に比べると形式にとらわれないものが多いです。立食パーティーや、食事会の形式を取っていることもあり、必ずこうしなければならないという決まりもありません。企業の社長と芸能人の本葬は異なる意味合いを持つと書かせていただきましたとおり、本葬を行う目的は千差万別ですので、目的に合わせて形式も変わってきます。
比較的多くの本葬で行われるものとしては、献花が挙げられます。一般に、お葬儀の際に会葬者が故人様に対して行うことのできるものとしてはお焼香(神式であれば玉串拝礼)が挙げられますが、本葬は、開催場所が葬祭場とは限らない為、場所の都合によりお焼香ができないこともあります。そのため、故人様への捧げものとしては献花が多いようです。
また、密葬の際には一切のご香典を辞退して、すべて本葬の時に受付をすることもあるようです。また、お別れ会などは、参加者から香典を頂かない代わりに、会費制で行われる場合もあります。このようにいろいろな形式によって行われるケースが多いのも現代の特徴になっております。

「密葬がしたい」、それって本当に密葬?

身内だけでのお葬式をご希望の方が「うちは、密葬でいいんだけど……」と相談にいらしてくださることがあります。しかしながら、よくお話を伺ってみると、実際には家族葬や火葬式のことを指して「密葬」と言っていたというケースが大半です。
では、密葬と家族葬・火葬式は何が違うのかをここで確認してみましょう。
まず、大きな違いとしては、本葬の有無が挙げられます。密葬の場合は、後日改めて本葬を行い、近親者以外の周囲の方々に亡くなられたことをご報告します。それに対して、「家族葬」や「火葬式」は当日以降ご逝去をお知らせする場を設けません。もし、身内のみでお葬式をしたいけれども、後日周囲の方にお知らせする場を設けるつもりがないのでしたら、それは「家族葬」や「火葬式」になります。
身内のみでお葬儀をしたいが、本葬するつもりはない。そしてお葬式で、司式者を呼んで戒名(神式ならば諡)をつけてもらいたい場合は「家族葬」になります。一方で、ここで司式者を呼ばずに、読経なども一切せずにお別れをする場合は「火葬式」となります。
密葬・家族葬・火葬式の違いを表にまとめると、次のようになります。
 

どういう人が密葬を選ぶの?

密葬は、会社の社長、芸能人、お寺のご住職などがお選びになることが多いお葬式の形式です。
社長やご住職は、ご家族・ご親戚に向けて密葬を行い、会社やお寺が組織としてお付き合いのある取引先に向けて本葬を行います。先代の代表が亡くなったことを通知するとともに、これから組織を担っていく次の代表のお披露目の意味合いもあります。
また、芸能界で活躍されていた方は、スターとしての全盛期のイメージのままでファンの方々の記憶に残りたいというお考えから、密葬を希望される方もいらっしゃいます。
このように、密葬と本葬は単に2回お葬式をあげるということではありません。誰に対して行うか・どのような目的で行うかが密葬と本葬では全く異なります。

ここまで、密葬についてお話しさせていただきました。
密葬は、本葬とセットで行われるお葬式で、近しい方のみでお葬儀・告別式・火葬を行った後、故人様のご逝去を周囲の方々に後日通知し、本葬として改めてお別れの場を設けるものです。理想通りのお葬式を行うためには、周囲の方々や葬儀社に自分のイメージを正しく伝えるということも重要です。
あんしん葬儀社は、お客様が後悔のなく、できるだけ理想に近い形で大切な方とのお別れができるようアドバイスをさせていただきます。あんしん葬儀社が完備している相談サロンは午前9時から午後7時まで営業しておりますが、営業時間外でもお電話をいただければ対応することが可能です。お葬式の疑問についてお困りのことがございましたら、まずはお気軽にご相談ください。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。

この記事の投稿者

荒井代表

代表取締役荒井 貴大

「不安」を「あんしん」に変えるお手伝いをコンセプトにお手伝いをさせて頂きます。

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