宇都宮市における仏壇のお供え物について|宇都宮市、壬生町での葬式、火葬式、家族葬なら「あんしん葬儀社」<基礎知識>

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宇都宮市における仏壇のお供え物について

2024.04.09
(更新日:2024.11.08)
#お仏壇
#基礎知識

宇都宮市を中心に、壬生町、下野市での直葬・火葬式・一日葬・家族葬など小規模なお葬式をお手伝いさせて頂いております、あんしん葬儀社です。
今回は仏壇にお供えするものの意味とマナーについて書かせていただきます。普段何気なくお供えしているものには、どれも理由があります。その意味を理解し、仏様にしっかりと感謝の気持ちを伝えしましょう。

20240409

お供え物をする理由

お仏壇にお供え物をする理由は、供養のためです。
供養には大きく2つの目的があり、1つ目は亡くなった方の冥福を祈ることです。残された人が心を込めて供養することで、故人があの世で報いを得ることができると考えられています。2つ目は遺族自身が故人の死に向き合うという目的です。供養によって遺族が悲しみを乗り越え、心を落ち着かせる時間を生み出すという意味があります。
現代における供養とは、仏壇やお墓などで故人にお供えをして、亡くなった人の冥福を祈ることを指しています。また、お坊さんに読経してもらいお線香をあげる行為なども供養に該当します。

お供え物の基本「五供」

そんな供養のためのお供え物ですが、「五供」と呼ばれるお供え物に良いとされる5つのジャンルがあります。
 
①香(線香)
仏壇へのお供え物としてよく見かける線香ですが、線香にも意味があります。線香には仏様を供養するという意味と、自らの不浄な心身を清めるという2つの意味があります。また、死者は香りを食べるという考え(香食)もあり、食物として香りを供える意味もあるそうです。清らかな心で仏様と対面するのに欠かせないお供え物になります。
②花
花は「供花(くげ)」とも呼ばれます。花の美しい色や形、香りが亡くなった方を癒すと言われています。
仏壇に飾られる花は、菊やユリ、胡蝶蘭などが多いです。お葬式の際にあげられる花は、ある程度決まっていますが、仏壇にお供えする花は故人様の好きな色や品種にしてもよいでしょう。
③灯明
灯明とは、ろうそくなど明かりの灯せるものです。仏教においては「闇を照らす智慧の光」の意味がある非常に重要なものになっています。火をつけることで亡くなった方の心を照らし、供養することにつながるとされています。昨今では、火を使わない電池式の電気ろうそくが使用されることも増えてきています。
④水
仏教の考え方によると亡くなった人は喉が渇くと言われています。また、きれいな水は穢れのないことを示すという解釈もあります。そのため、水をお供えする際は毎日新しいものと交換して差し上げてください。また、水以外にも故人が好きだった飲み物をお供えしてみてもいいかもしれません。
⑤飲食
お菓子やご飯、果物などの食べ物は、家族の食べるご飯を分ける形でお供えするのが良いです。ご飯を供える際には自分達が食べる前に仏壇に供えるのが基本的な作法とされています。
 
今ご紹介しました五供はお供えする順番が決まっています。
①水、飲食をお供えする
②花を供える、または水の交換をする
③ろうそくに火を灯す
④お線香をあげ、手を合わせる
⑤ろうそくの灯を消す
ぜひ上記手順で毎日のお供えをしてみてはいかがでしょうか。
 
また、ろうそくの火を消す際、息を吹きかける方が多いですがこれは火災の原因になり得ます。そのため手で仰ぐか、ろうそく消しを使って消すのが、安全かつマナーが良いとされています。

いかがでしたでしょうか?
今回は、仏壇へのお供えものについてご説明させていただきました。
 
あんしん葬儀社は、お葬式や仏事や法要についての疑問にお答えする相談サロンを完備しています。普段疑問に思っていることや、ご不安に感じていることを専門相談員がお話をお伺いしたうえで、その「不安」を「あんしん」に変えるお手伝いをさせて頂いております。
相談サロンは午前9時から午後6時まで営業しておりますが、営業時間外でもお電話をいただければ対応することが可能です。宇都宮市を中心に、壬生町、下野市でのお葬式(直葬・火葬式・一日葬・家族葬)について分からないことがございましたら、是非お気軽にご相談、お問い合わせください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事の投稿者

荒井代表

代表取締役荒井 貴大

「不安」を「あんしん」に変えるお手伝いをコンセプトにお手伝いをさせて頂きます。

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