宇都宮市における位牌とは

基礎知識

2024.06.27 宇都宮市における位牌とは

位牌とは?

位牌は、白木位牌・本位牌・寺位牌の3つに大別されますが、いずれもご供養の対象となる大切なものです。
 
位牌の役割については「亡くなった方の依代(よりしろ)」「故人様との連絡窓口」など、さまざまな見解がありますが、基本的には故人様と家人をつなぐものといった捉え方が一般的です。
 
また位牌の起源についても、儒教由来や神道由来・禅宗由来など諸説ありますが、古来より日本でおこなわれてきた祖霊信仰が土台となった慣習という見方が一般的です。
 
そもそも神霊が何かに寄り付く「依代」は、仏教ではなく神道由来の考え方ですので、神葬祭でも位牌と同様の役割を果たす「霊璽(れいじ)」が用いられます。
 

位牌の構成要素

故人様のご供養に必要となるお位牌ですが、記載する内容や配置には決まりがあります。
 
一般的には
 
①梵字(冠文字)
②戒名(宗派によっては法号や法名)
③没年月日
④俗名
⑤没年齢
 
の5つで構成されますが、宗派や地域によって異なる場合もあります。
 
 
梵字や冠文字は宗派のご本尊様を表すもので、お位牌表面の中央最上部に入ります。
 
お位牌中央には戒名が配置され、その左右に没年月日を入れるのが一般的です。(西日本では、没年月日も裏面に入れるのが一般的)
 
また裏面には、俗名と没年齢が記されます。基本的には白木位牌の内容そのままですが、白木位牌で戒名の下に書かれることの多い「之霊位」は、原則的に本位牌には入れません。
 

お位牌の作り方[依頼先]

お位牌の作成は、葬儀社や仏壇・仏具専門店に依頼するのが一般的です。
 
近年ではネット通販での購入も可能ですが、はじめてお位牌を作るのであれば、専門知識をもったスタッフが在籍する実店舗の方が安心でしょう。
 
仏壇・仏具専門店なら、宗派に適した位牌の選び方なども相談できますし、疑問点なども質問できます。仏壇公正取引協議会加盟店なら、さらに安心です。
 
白木位牌から本位牌に入れ替えるタイミングは、四十九日忌が一般的ですが、お位牌は注文から完成まで2週間ほどかかりますので、早めの依頼をおすすめします。
 

あんしん葬儀社でのお位牌は……

いかがでしたでしょうか?
 
今回は、お位牌ついてご説明させていただきました。
 
 
あんしん葬儀社は、お葬式や仏事や法要についての疑問にお答えする相談サロンを完備しています。普段疑問に思っていることや、ご不安に感じていることを専門相談員がお話をお伺いしたうえで、その「不安」を「あんしん」に変えるお手伝いをさせて頂いております。
 
相談サロンは午前9時から午後6時まで営業しておりますが、営業時間外でもお電話をいただければ対応することが可能です。
 
宇都宮市を中心に、壬生町、下野市でのお葬式(直葬・火葬式・一日葬・家族葬)について分からないことがございましたら、是非お気軽にご相談・お問い合わせください。
 
 
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

荒井 貴大

代表取締役
荒井 貴大

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荒井 貴大

 

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